椎間板ヘルニアの痛みを経験
40代の後半、椎間板ヘルニアの診断をうけました。
この疾患に伴う痛みは本当につらいものです。発症した当時は、鎮痛薬もシップ薬も効果が無く、ほとんど眠ることもできませんでした。いつまでこの苦痛が続くのか…と絶望的な気持ちになったことを思い出します。
腰痛を予防する!7つの習慣
『二度とあんなつらい痛みを味わいたくない!』
以来、腰痛予防のために次の7つを毎日の習慣にしています。
1.下半身を冷やさない
腰痛には冷えが一番の大敵です。
そこで、一年を通して腰の下あたり(尾てい骨のあたり)にカイロを貼っています。
最近は、肩こり・腰痛のひとや冷え性の女性向けに、やや低温のカイロが販売されています。
わたしは、桐灰の“命の母”というカイロを愛用しています。
外装には最高温度57℃、平均温度50℃とあります。このカイロのおかげでデスクワークを続けていられる、と言っても過言ではありません。
2.足に合った靴を履く
椎間板ヘルニアが発症した直接のきっかけは足に合わない靴でした。
長時間、足に合わない靴を履いて歩いたことが引き金となり、坐骨神経痛による激痛を体験することになりました。
以来、クッション性が良い靴を選んで、足腰に負担がかからないよう気を付けています。
3.姿勢に気を付ける
昔から猫背で、気を抜くとすぐに前屈みになってしまいます。
椅子に座っている時間が長いので、背筋を伸ばして座るように心がけています。
4.ストレッチで身体をほぐす
座りっぱなし、立ちっぱなし。長時間同じ姿勢でいると腰に負担がかかります。
デスクワークの合間や休憩時間にストレッチをして身体をほぐすようにしています。
5.スクワットをする
毎日夕食前に30回(平日はお昼休みにも30回)スクワットをしています。
正直スクワットは苦手です。しんどいし、今日一日くらいサボっても…。ついそう考えてしまいます。毎日続けるために、回数はあえて少なめの30回にしています。
6.広めの歩幅で歩く
年齢とともに股関節が固くなって歩幅が小さくなるそうです。
確かに言われてみるとその通りかも…。それを聞いて以来、歩幅を意識して少し速足で歩くようにしています。
7.湯船に浸かって下肢のマッサージをする
冬はもちろんですが夏でも毎日湯船に浸かるようにしています。
身体を温めながら、靴の中で縮んでいた足の指までしっかりほぐします。
身体に溜まった疲労をその日のうちに解消して、できるだけ翌日に持ち越さないように気を付けています。
腰痛悪化を防いでくれる 小さな習慣の組み合わせ
椎間板ヘルニアの症状は治まり、今は元の生活ができるようになりましたが、冷やしたり無理をしたりするとじわじわと腰が重くなってきます。本当に油断は禁物です。
40代半ばを越えたあたりから、他にも様々な不調がでてくるようになりました。老化は思ったより早く進んでいるようです。
少しくらいの対策では老化のスピードに追いつきそうにありませんが、かといって何もしないで嘆いているわけにもいきません。7つの習慣、ひとつひとつは小さなことですが、組み合わせて毎日続けることで腰痛の悪化を防いでくれています。
痛みや苦痛があるとシニアライフを十分楽しむことができません。これからも腰痛予防のための7つの習慣、頑張って続けていきたいと思います。