B型肝炎ワクチン接種のきっかけ
40代でB型肝炎のワクチン接種をうけました。
子どもの予防接種でクリニックを訪れたときに、「B型肝炎ワクチン接種もうけておかれるといいですよ」とお医者さんに勧めていただいたことがきっかけです。
わたし自身、年々病院のお世話になることが増えてきて、血液感染のリスクが気になり始めた頃だったので、子どもと一緒にワクチン接種をうけることにしました。
ちょっと手間がかかるB型肝炎ワクチン 3回接種が必要
日本人もおよそ100人に1人が感染しているといわれるB型肝炎。
とても身近な病気なようです。
一方で、B型肝炎のワクチン接種はあまり身近だとはいえず、医療従事者以外でワクチン接種をうけているひとはまだまだ少ないのではないでしょうか。
血液や体液を介して感染するB型肝炎に対抗するためにワクチン接種はとても重要ですが、
- 決められた期間内の決められた時期に3回接種が必要になる
- 自費扱いなので費用がかかる
- 若いうちにうけるほうが良い(中高年になると免疫を獲得できる確率が下がるらしい)
などいくつかのハードルがあります。
B型肝炎ワクチンは、六か月の間に3回接種が必要です。わたしは最初に接種をうけてから、一か月後に2回目接種、2回目接種の五か月後に3回目の接種をうけました。
感染しない・させないために うけておきたいB型肝炎ワクチン接種
欧米では以前からB型肝炎ワクチンは定期接種に組み込まれていたそうですが、日本でもようやく2016年から0歳児を対象として定期接種が始まったとのこと。保育園での感染例もあるそうなので、定期接種になって本当によかったと思います。
B型肝炎ウィルスに感染すると、肝炎→肝硬変→肝がんになる可能性があるそうです。本当に怖い病気ですね。
世界的にみると感染者は3億5千万人いると推定されていて、グローバル化が進めばB型肝炎はさらに身近な病気になってくると思われます。
費用や手間などの難点はありますが、一度獲得した免疫はその後15年間、自分と自分の大切なひとを守ってくれます。歳を重ねる毎に増えていく病院通いを考えると、もっと若いうちに接種しておけば良かったと思っています。
感染しない・感染させないために有効なワクチン接種、ぜひ検討してみてください。