室内干しコーナーの熱気問題
もっぱら室内干しのわが家では、一年を通して、突っ張りカーテンポールで作った室内干しコーナーで洗濯物を乾かしています。
間仕切りカーテンを取り付けたおかげで、除湿機の効きが良くなり乾燥ムラも改善されました。

ただ、夏になるとこの室内干しコーナーでは、ちょっとした問題が発生します。除湿機と洗濯物からの熱気で湿度・温度が急上昇してしまうのです。
さらにその熱気が間仕切りカーテンからあふれ出て、部屋全体が亜熱帯エリアに…。危険な暑さになってしまい困っていました。
窓用換気扇を窓サッシに取り付けてみた
かといって窓を開けてしまうと、せっかくの除湿効果が薄れてしまいます。
『効率的に室内干しコーナーの湿度・温度を下げる方法は無いかな…?』
そんな感じでいろいろ調べていくうちに、良さそうアイテムが見つかりました。
工事不要! 後付けできる窓用換気扇を購入
それが、工事不要で簡単に窓に後付けできる「窓用換気扇」です。
介護やペット飼育に伴う換気目的で購入する方が多いなか、「換気のおかげで部屋が涼しくなった。」といった感想もちらほら見られます。
もしかしたら、室内干しコーナーの湿度・温度を下げる効果もあるかもしれません。
ということで早速試してみることにしました。
高須産業 窓用換気扇FM-200HNを取り付け
選んだのは高須産業のFMー200HNという窓用換気扇。

安心のMade in Japanです。
コンパクト&丁寧に梱包されていました。

取り付け枠も標準仕様で付属しています。
組み立て容易なシンプル設計で、窓サッシの高さに合わせた枠を説明書どおり換気扇本体に固定すれば完成。
これをサッシ上下レールの間に取り付ければ設置完了です。
窓用換気扇 どのレールに差し込むか…?事前確認必要
ちなみに使用しないときに窓を完全に閉じるためには、窓の開閉に支障の無いレールへ換気扇を固定する必要があります。
おうちごとにサッシや窓枠の形状は異なるので、どのレールに取り付けるか事前確認が必要です。
適当なレールが無い場合に備えてFM-200HNには付属品がついていましたが、窓枠にネジ固定することになるため、建具を傷つけたくない場合は難しいかもしれません。
わが家の場合、下部分はサッシのレールを利用して、上部分はYAMORI GRIPという粘着両面テープを挟み込んで、それぞれ固定する方法をとりました。

下部は、取り付け枠の切り込みを室内寄りのレールに差し込んで固定。
上部には適当なレールがありません。

そのため上部は両面テープで固定しました。

ダイソーで購入したYAMORI GRIP。
このテープは家にひとつあると、多用途に使えて便利です。
なお、今のところはぐらつきも無くしっかり固定されていますが、これは正規の取り付け方法ではありません。
なので、いずれは上部を結束バンドか紐でカーテンレールに固定するなどして、落下防止対策しようと思います。
電気コードは短め 延長コードが必要かも…?
電気コードは短めなので、1メートルの延長コードを買ってきました。

使用しないときは窓を閉めて施錠できます。
窓用換気扇で室内干しをより快適に!
ところで、購入にあたって気になっていたのが騒音の問題ですが、運転音はいたって静かで振動音も無くほっとしました。
実際に換気扇を回しながら洗濯物を乾かしてみたところ、以前のような危険レベルの湿度・温度上昇は回避できるようになりました。

FM-200HNは、約20センチと比較的コンパクトな換気扇です。
そのためパワフル排気!とはいきませんが、騒音問題と換気効果の折り合いがとれた実用的なアイテムだと思います。
換気扇を併用することで熱気を逃しながら、より快適に室内干しができるようになりました。